懇談会開催

 3月15日(日)、16日(月)波瀬ゆり館にて、地域計画策定にむけた懇談会が開催されました。

 「クレソン鍋で!ほくほく懇談会―みんなで波瀬を語る会―」と題し、15日に第一部「波瀬の課題ってなんやろか?」、16日に第二部「波瀬の未来をつくってこ!」の二部構成で行いました。両日とも、地域の方々をはじめとし、関西学院大学の先生ならびに大学院生、社会福祉協議会の方々、行政の方々など多方面からの協力のもと、実りある懇談会となりました。

 

 第一部では、総勢で約50名の方にご参加いただき、日頃より産業部会で取り組んでいるクレソンを使ったクレソン鍋をメインに、キャンプでは里グループとして活動している会員のみなさんにとっても豪華で美味しいお食事を用意していただき、夕食を食べながら日頃の波瀬に対する想いや波瀬での歴史・思い出など、たくさんのことを語っていただきました。

 今回の懇談会では、普段のむらづくり協議会の活動ではなかなか話を聞くことができなかった、中学生の方も多く参加していただき、たくさんのことをお話しいただきました。やはり、波瀬のいいろころをしっかり感じていて、もし残って暮らせるなら暮らしたい。けれど、学校もなくなっていくし、仕事を見つけることも難しい。だから出ていかざるおえない状況にある。と話してくれました。また、他の方とは、同じだけの税金やお金を払っているのに、市内とは同じように救急車がすぐかけつかたりできるような環境にいない、ある意味での医療・福祉・命の平等さについてもお話しがあったり、人口減少にともない、役などを引き継いでいける後継者がなかなか見つからないなど、今後の地域活動の継続が難しくなっていくのではないかというお話もうかがいました。

 

 第二部では、29名の方にご参加いただき、第一部でのお話しをもとに、関西学院大学の先生方が考えられた、1.暮らしと仕事、2.医療と福祉、3.地域活動の3つのテーマに分かれ今後の波瀬のあり方について話し合いを行いました。前日から比べると人数は減ったものの、だからこそ、より具体的に話し合いを進めることができ、新たな課題そして、課題解決に向けた糸口を発見することできました。


 今後は、関西学院大学の方々のご協力のもと、今回の懇談会でお聞きした話をまとめ、地域計画策定に取り組んでいきたいと思います。また、完成した地域計画書はみなさまの手元に配布させていただきたいと考えておりますので、その際はぜひご覧いただき、また波瀬に対する想いを深めてもらえたら幸いです。

 ご協力いただいたみなさまに感謝を申し上げます!