波瀬小学校(休校中)について

 

 波瀬小学校の新校舎は、林業の町にふさわしく スギ、ヒノキ材をふんだんに使い、子供達に木のぬくもりの中で学ばせ、人間性豊かな人材を育てようとして 建てられたものです。

 

 

 スペインのバスク地方の民家をイメージしたデザインで、学校のシンボルでもある鐘塔は、オランダ製のカリヨン四個を使用し、ウエストミンスター寺院のメロディーを奏で子供達が時の流れ「少年老い易く学成り難し」をいつか理解できることを願って設置されています。また、木造校舎にふさわしく和風瓦葺としています。そして、敷地内には約40種の多種多様な樹木が植えられています。

▲撮影/桐島ローランド
▲撮影/桐島ローランド

 しかし、1市4町の合併後、小学校と保育所の統廃合の問題が深刻化し、平成20年3月末に現在の休校状態となってしまいました。現在はその跡地利用として、体験学習の場「波瀬ゆり館」が地域住民によって運営されています。